(ドラマ)ブラックポストマン

田中圭主演のドラマ、ブラックポストマンを見た。

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10年前、田中圭と小泉孝太郎はごく普通の郵便配達員だった。父親から虐待を受けていた女の子に、もし辛くなったら、ネバーランドの悪魔宛に手紙を書いて、あの使われていない郵便ポストに入れるように言った。

数日後、手紙を入れた女の子。心配になって女の子の家を訪ねた田中圭。父親と言い争いになり、刃物で刺されそうになったところを、助けに入った小泉孝太郎に助けられ、父親は逆に小泉孝太郎に刺されて死んでしまう。

刑務所送りになった小泉孝太郎。その後、田中圭は郵便局を辞め、遠い町で介護職員として働いていた。

そこに郵便局の局長が訪ねてくる。「またあのポストにネバーランドの悪魔宛ての手紙が入っているんだよ」・・・。心配になった局長は田中圭を再び郵便局に連れ戻した。

そこから始まる、子供達への虐待の数々。それを田中圭が解決していきつつ、どうもこの町全体が変な方向に進んでいることに疑問に思い始める。

調べていくと、市長が無理やりニュータウン建設を進めようとしていて、さらには汚職で裏金を蓄えていたことが判明。その手助けを街の総合病院の院長と、警察署の刑事課の課長が手助けしていたことも判明。

最後は、ニュータウン建設の調印式で、田中圭が暴露して一件落着。

サスペンス系ドラマだが、警察がメインではなく、あくまでも郵便配達員の田中圭がメイン。刑事ものでも、家政婦は見た、とか一般市民がなぜか?事件を解決していくドラマは結構あり、これもその系統だと思う。

「出川哲郎の充電させてもらえませんか?」という番組に田中圭が番宣で出ていたので、ちょっと見てみようと思った次第。田中圭は「リバーサル・オーケストラ」にも出ていたし、今度はどんな演技をするのかな?というのも自分にとっては興味深かった。

マエストロと郵便配達員はまったく別の役柄だったが、どちらも素晴らしい演技で良かった。同僚役で出ていた志田未来も、田中圭の良き相談相手、という演技が良かった。小泉孝太郎の演技を初めてみたが(多分)、普段のバラエティの明るさとは全く違った、ちょっと怖い感じの演技も素晴らしかった。

ただストーリーとしては、郵便配達員が未だに自転車で、それも仕事中なのに同僚と話をする時間がかなり多くあるのがちょっと不思議だった。そんなに余裕で配達できるの?って感じ。さすがにそこはドラマだな、と思った。

この作品は、漫画とか小説とかの原作はなくオリジナル作品らしいので、まぁまぁ、現実離れしててもいいかな、とも思った。

第一話の一番最初のシーンが、田中圭の落語で始まり、最終話でも、どこかの町の郵便局で配達員をしながら独り言のように落語をしゃべっている、というシーンが、ドラマファンには公表だったようで、ニュースでも話題になっていた。その、とある町の、使われなくなったポストに「ネバーランドの悪魔」宛ての手紙が入っているのを確認して終わる、というところも、もしかしたら続編が?という期待もあるらしい。

もしやるなら、僕もまた見ようかな、と思う。
これでこのクールのすべてのドラマの感想は終了。このクールは本当に興味深いドラマが沢山あって見るのが大変だった(笑)。

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