(ドラマ)下剋上球児

鈴木亮平主演のドラマ、下剋上球児を見た。

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ノンフィクション書籍『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』(カンゼン)という実話を元にしたオリジナルドラマ。最初は野球部員一人から始まる。野球の大好きな山住先生(黒木華)が、元球児の南雲先生(鈴木亮平)と一緒に野球部を盛り立てる、というストーリー。

このドラマ最大の見せ場は、南雲先生が実は教員免許を持っていなかった、という場面。高校卒業後、就職してスポーツトレーナーとして働くも、教員になる夢を捨てきれず、36歳で大学に入りなおした南雲先生。でも最後の最後で必要な単位を取り忘れたため卒業できず。しかしちょうど結婚もして、子供も生まれ、教員採用試験も受かっていたため、教員免許を偽造して高校で働くこととなった。

ネットでは「教員免許偽造なんてサイコパスすぎる」「南雲先生、どうなっちゃうの?」と盛り上がっていたが、僕はこの部分が本当に必要だったのか?とちょっと今でも疑問に思っている。物語は盛り上がったし、このドラマの最終的なメッセージである「人生で失敗しても、人生はその後もずっと続いていく」を伝えるには、十分すぎる説得力があったと思う。でもなぁ・・・。

それ以外は、とても見やすかったし、選手たちが晴れ晴れしていたし、変な演出(タバコや万引きで捕まったとか)はなかったので、最後まで気持ちよく見ることができた。

野球のシーンも、変に延長戦とかにすることもなく、適度に逆転とかあって、まぁまぁドラマならあんなものかな、と許容範囲内。

高校球児役の若い役者さんが沢山出ていて、色々と調べていくとそれほど有名でもない人たちだったのでビックリ。最初は自分の知らないアイドルとかが出ているのかな、と思ったがそういうのは全くなかった。特徴ある俳優さんが沢山いたので、今後の彼らの活躍に期待したい。

前作が化け物ドラマ「VIVANT」だったので、その後のドラマとしてプレッシャーとか期待の大きさで大変だったと思うけど、その責任というか、充分に頑張ったと思う。とても楽しませてもらいました。

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