(映画)House of Gucci

有名ブランド・グッチの創業一族の衰退を描いた作品。

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あらすじは下記。
https://news-movie.jp/house-of-gucci/

映画の最初の方から、結構引き込まれていった。パトリツィアの女性的魅力と、マウリツィオとの出会い、そして結婚していく場面がとても自然に描かれていて、とても入りやすかった。特に、グッチ家の顛末が何もわからずに映画を見始めたので、この二人が今後どうなるのか?全くわからない所からのスタートだったので、とても興味深かった。

話が進むにつれて、パトリツィアがグッチを乗っ取ろうと目論んでいく過程はとてもハラハラの連続だった。マウリツィオの父親のロドルフォと、出産を機に関係を修復。マウリツィオの叔父のアルドとその息子で従兄弟のパオロをそれぞれ法的にグッチから追い出し、最後はマウリツィオがグッチの全権を握れるまでになった。しかし、マウリツィオには経営のセンスがなくグッチの売り上げは衰退。最後は投資家に全ての株を売却せざるを得なくなった。

マウリツィオとパトリツィアの関係は、パトリツィアが異様にグッチの経営権について介入してきたり、叔父のアルドと従兄弟のパオロをグッチから追い出すようにアドバイスしてくることに不満が募り、関係が悪化していった。最後は離婚を言い渡されたパトリツィアが、それまでずっと懇意にしていた占い師ピーナが紹介した殺し屋を雇ってマウリツィオを殺害。最初は悲劇の未亡人を演じていたが、2年後に事件が発覚し逮捕されてしまった。

見終わった後に改めてネットで、マウリツィオ殺害事件について調べたら、それが事実で、さらにグッチのこの一連の騒動がすべて実話だったことを知って驚愕。こんなことが本当に行われていたのか、とドキドキしてしまった。その殺害事件が1995年に起きていた、と聞いてさらにビックリ。たった28年前に起きたばかりの事件だったとは。

また出演俳優陣を見てびっくり。パトリツィアを演じていたのが、レディーガガ。彼女の曲もその他の出演作も知らないし、ぶっちゃけ名前しかしらないけど、画像を見る限りとっても奇抜なファッションやヘアスタイル・・・髪の毛なんてピンクとか派手な色なのに、映画の中では黒髪でイタリアのどこにでもいそうな女性。でもどこか魅力を秘めている感じをうまく表現していた。さすがスターは凄いな、と思った。

きっと僕の知らない事件やドラマがまだまだ世の中にはあるに違いない。そういうものをこういう映画でわかりやすく見れたらいいな、と思った。
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