(映画)犬も食わねどチャーリーは笑う

香取慎吾、岸井ゆきの主演のブラックコメディ映画。

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あらすじ、ネタバレはこちら

この作品、漫画か小説か、何か原作があると思ったら、この映画の監督の市井昌秀さんと奥さんの市井早苗さんの合作オリジナル脚本とのこと。市井監督自身、デビュー作から今までずっとオリジナル作品で勝負してきている人らしい。なかなか映画を作るのが難しい世の中で、オリジナルを出せるのは凄いと思う。

映画を見終わって感じたのは、夫婦関係でよくあるエピソードをきちんと取り入れている、いたって当たり前の物語だな、ということ。

世の中のすべての夫婦はお互いに言いたいことがあって、それを言えずにいる。それを旦那デスノートというSNSに書いている気持ちもわからなくもない。奥さんが2年前に流産をして、その時にフォローしてくれなかった、と不満に思う奥さんの気持ちも自然だし、余計なことを言うよりもそっとしておいてあげよう、と思う旦那さんも自然だ。

そして、職場の後輩の結婚式のスピーチで、「出会った時の気持ちを忘れないで」というアドバイスはこの映画を見ているすべての人に投げかけられたものだけど、それをどうしていいかわからない夫婦がほとんどだったりするんじゃないだろうか。

この映画のストーリーすべてにおいて、あぁ監督夫婦合作の脚本だからこそ描かれる世界だな、というのがよくわかった。監督だけ、女性だけの目線では絶対に書けない脚本だと思う。

香取慎吾は、僕のイメージでは華奢な長身、という印象だったが、今回は少し筋肉質のがっしり体系でびっくりした。岸井ゆきのはドラマ「アトムの童」でアトム玩具の社長役で初めて知ったが、急成長している女優さん、という感じ。今後も色々な作品で活躍するのかな?なかなか良い演技をしていたと思う。

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